新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり誠にありがとうございました。
皆様方におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げますと共に、新しい期待を抱いて新年をお迎えになられたことと存じます。
今年は昭和百年、戦後八十年、そして二十一世紀となり二十五年目を迎える節目の年となります。干支は乙巳、「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく年」になると云われております。蛇は脱皮を繰り返し「再生と発展」を象徴する存在でもあります。
さて、我が国経済はポストコロナ社会を迎え明るい兆候が見られる一方、地政学的リスクが高まり再度円安傾向となり、物価高や人手不足といった課題は依然として大きな影響を与えております。また、気候変動が引き起こす自然災害の増加など、不確実性も高まっております。特に昨年は年間平均気温が観測史上最も高くなるなど、夏の期間が長くなっております。これはすなわち、春夏商戦の長期化が顕現化してきたと言えます。「松竹梅」の価格帯別の購買は、「竹」が大幅に減少し「松」と「梅」の二極化が進み、今年は極端な二極化になる見込みであります。昭和の時代は「8時だョ!全員集合」を家族全員で観ていた分厚い中間層が消費を牽引していました。令和になり分厚い中間層は大幅に縮小し、家庭では「8時だョ!全員解散」するようになり「竹」の購買層が大幅に減りました。
また、コロナ禍以降、生活者の購買行動も大きく変化しています。具体的には「①近くのお店で買い物をする」「②買い回りをしない」「③買い物の頻度を減らす」といった3つの変化です。このような変化は、地域密着型の小売業様を更に成長させる一方で、生活者の消費パターンに対する深い理解が求められる時代となりました。昨今では節約志向が更に高まる中、小売業様の店頭では「来店客数・買上点数」の減少といった課題も浮き彫りになっています。弊社はこの課題に対し、長くなる春夏商戦を見据えた「季節」の取り込みと、「新しいカテゴリー」の取り込みを提案してまいります。売場とは生活者の皆様と商品の出会いの場であります。弊社は今後も生活者の皆様に寄り添って参ります。これは地域密着卸の使命であると考えております。「季節軸から気温軸」、「四季から六季」、「新しいカテゴリー」である「備える」、という発想を具現化していくことも必要です。
我々の勝負の場所である「店頭」にわざわざご来店して頂く生活者が最も望む品揃えにし、更にお店のファンになって頂くお手伝いをするのが私どもの「営業担当」です。側面からお役に立たせて頂いている関係各部署の『麻友スタッフ』、又、一万数千SKUの商品を緻密な在庫管理システムと正確なピッキング作業、緑ナンバーの営業配送で物流部門を担う『麻友エース』。昨年は、AIと計量システムを併用した新しい物流の仕組みを取り入れました。より一層皆様からのご期待に応えられるようにしてまいります。麻友グループが三位一体となり、誠心誠意熱意をもってお取り組みさせて頂きます。
何卒、皆様には、旧に倍するご指導とご鞭撻をたまわりますことをお願い申し上げまして新年のご挨拶と致します。
令和7年1月
株式会社 麻友
代表取締役社長 清水 政弘